側弯症で悩んでいませんか?
今回は側弯症による肩こり、首こりで悩んでいたYさんが改善し、日常生活が楽になった方からいただいたお客様の声(実例)をもとに振り返ります。
※お客様のプライベートな情報に十分配慮し、お悩みの体にどのようなアプローチをしていき、元気な身体を取り戻していったかを解説します。
目次
小田原市の、おの整体院では毎月側弯症で悩んでいる方が多く来られます。
症状や悩みは1人ひとり違いますが、この記事を読むことによって側弯症の不安や悩みが少しでも軽くなることを心から祈っております。
側弯症は併用で施術を進めていく
実は側弯症というものは“進行性”のものなので、放っておくと状態が進行していく可能性があります。この話をすると「そうなんですか?」「特に気にしてなかった」という方が割といらっしゃいます。Yさんもそうでした。
Yさんは側弯症からくる肩こり、首こりがひどくて、階段を一段飛ばしで降りられない程に悩んでいました。
側弯症の方が病院で受ける処置としては軽度であればコルセットや運動療法が行われ、症状が進行している場合には装具療法で固定したり手術を受ける方もいます。
小田原にあるおの整体院では病院との併用をしつつ、骨盤や背骨への施術や生活習慣の指導を行い症状の進行を出来る限り抑える方法を取ります。
今回はYさんに実際に行った施術を参考に説明を交えながら、当院で側弯症はどのようなことをしていくのかをお伝えしていきます。
側弯症の種類と特徴
まず、側弯症には2種類あり「特発性側弯症」「機能性側弯症」があります。
①特発性側弯症
小さい頃(小学生~高校生)に健診などで見つかることが多いものです。特発性とは原因不明で突然に起きるものを意味しています。
②機能性側弯症
30代以降で見られるものです。日常生活や体の使い方により脊柱のねじれ、ゆがみが起きていき、やがて側弯を引き起こすものと言われています。
Yさんは重たい鞄を常に持ち歩いていたことにより肩こりがひどくなり、大学生1年目の健康診断で側弯の疑いありと診断されました。首を動かすと毎回ポキッと音が鳴り、首から肩にかけての痛みが常にありました。
姿勢を見てもかなり体が傾き歪みも強く出ていたので、検査を行い膝の高さの違い、首の動きの左右差、肩の高さの左右差、それらを見ていただき体のバランスが崩れていることを実感していただきました。
日常生活の癖などもこちらが聞いたことに思い当たる節があり「だからか!」と納得していただきました。
側弯症の整体は優しく、バキバキしない
具体的に行った施術は主に4つ。
体の土台である骨盤のゆがみを整える
小田原の、おの整体院では手技療法による骨盤の整体を行います。
マッサージのように押したり、揉んだりするのではなく、仙腸関節の滑らかな動きを取り戻していきます。当院で行うこの整体を「レオロテクニーク施術」といいます。
骨盤を構成する仙腸関節には関節液があり、自転車がスムーズに動くための潤滑液のような役割を持っています。
レオロテクニーク施術ではこの滑らかな動きを取り戻す効果が期待できます。
引用:診療と新薬『レオロテクニーク施術法の 体の可動域拡大と痛み緩和に関する検証』
側弯症という背骨の問題を、骨盤という根本から対応していきます。
背骨に対するリダクター&ローラー処置
側弯している背骨に対して、関節の張りや筋肉の凝りに対してローラーをかけていきます。
イメージで言うとグラウンド整備に似ています。凸凹しているグランドを平らにするイメージで、硬くなっている組織をならしていきます。
筋肉の硬いところ(いわゆるコリ)は水分量が少なくなっているいので、水分量を統一していくイメージで優しく施術を行います。
肩こりを起こしていた首元の施術を行いました。首を動かす際に支点となる骨があります。Yさんの場合は、そこのゆがみが強いと感じられました。関節の動きを良くする施術を行い、首から背中にかけて特殊な形をしたローラーをかけて背骨の動きを促してきました。
側弯症に効果的な運動療法を指導
足上げ体操、膝押し体操という当院独自の運動療法を指導しました。
側弯症に対して筋トレやストレッチも一定の効果はありますが、今回のYさんに必要な運動療法は何かを突き詰めていき、骨や関節の動きを整えた方が効果的だと思い実行しました。
悪い生活習慣を改善
日常生活では重いバックを持つことが多かったので、中身を減らしていくことで重い物を持つ習慣を減らしたり、持ち方について話し合いました。
悪い生活習慣は体にとってマイナスであり、施術や運動療法がプラスの効果を持ちます。マイナス面があまりに大きければ改善は進まないですし、再発しやすいと私たちは考えています。
細かな話ですが、細部にもこだわって習慣改善の話し合いをしました。
上記内容を繰り返し行ったことで首のコリはもちろん、体のゆがみが整っていきました。
やがて「階段を一段飛ばしでも降りられるようになった」と嬉しそうに話してくれて、私もすごく嬉しかったです。
今後は、現状を維持できるよう運動療法や正しいある歩き方などの再発予防を続けていただき、体のいい状態をキープしてもらっています。
側弯症には筋トレより骨の強化を優先
中には筋肉を鍛えれば大丈夫だろうという方もいらっしゃいます。体を支えるために筋肉はものすごく大切なので私も鍛えることに賛同です。
ただ、体の構造を考えたとき体を支えているのは筋肉・骨でつくられる関節です。特に骨や関節がメインでそれに筋肉がついています。筋肉は骨を動かすための物なので一番は骨が重要になってきます。
なので、筋肉も大切ですが、骨(関節)も同じだけ大切だということを知っておいてほしいです。
本記事を解説した小田原の「おの整体院」の強み
最後に小田原にあるおの整体院は、その独自の施術方法と深い専門知識で、多くの方から信頼を得ています。特に側弯症や首のこり、肩こりのような慢性化しやすいものは放っておいても好転しにくいものです。
色々と試したけど改善しない、私生活で何に気を付ければいいかわからない。
そのような痛みや不調で日常生活に困っている方、一度おの整体院の施術を受けて、その違いを実感してみてはいかがでしょうか
当院ではカウンセリングに力を入れております。
ご来院された皆まさにどのような施術をしていくのかを理解していただき、納得したうえで一緒に頑張りたいと思っているからです。
もし分からないことなどあればお気軽にご相談ください。
小田原市鴨宮 おの整体院かものみや分院
コラム執筆・監修者
横山 健太(よこやま けんた)
経歴:
大学卒業後、激戦区横浜のサロンで活躍。
地元長野に戻ってからも毎日多くの方の施術を行ってきました。
つらい症状で悩んでいる方、困っている人の力になりたいと思い、長野から神奈川に引っ越してきました。
より多くの方の悩みや不安に寄り添えるよう、日々努力を重ねて参ります。