こんにちは!小田原市鴨宮、おの整体院です。
- 他の整体院で治療を受けたら痛みが強くなった…。
- 体が重だるくなった…。
こんな経験をした方も多いのではないでしょうか?
私も経験したことがあります。
少しでも楽になりたくて受けに行ったのに、大丈夫かな?と不安になったと思います。
目次
今回は、そんな不安や悩みを解決できるような内容となっています。
少しでも皆さんのお力になれたらと思います。
好転反応・揉み返し
「好転反応」という言葉を聞いたことはありますか?
施術を受けた後に痛みを感じるなど、良くしてもらうはずが痛みが強くなってしった場合に言われます。
好転反応は東洋医学で使われる言葉。
漢方薬や鍼灸マッサージなどで治療の過程で、一時的に体に起こる症状なので多かれ少なかれ感じる方が多いですね。
「揉み返し」と聞くとイメージはしやすいですが、本質的には全く別物ですのでご注意ください。
この好転反応にはいくつかの段階があります。
「第一段階」
最初は今まで調子が悪かった機能が、良い方向に向かい始めてる段階です。
身体の機能や自律神経などのバランスが、今までと変わってくることで症状です。
症状としては、だるさ・眠気・倦怠感が出ます。
施術ではこの範囲内で収まれば理想です。
「第二段階」
体の機能が活発になることで、アンバランスで落ち着いていた症状が一旦強くなります。
悪いところが多い場合、人間は最も症状が強い箇所だけ痛みを感じるようにできている為、症状が良くなると次に悪いところに痛みを感じます。
このような事から、調子の悪い所や痛みが移動する感覚が出てきます。
他の症状として、便秘・下痢といった急に腸内環境が変化したり、痛みや腫れが出る場合があります。
「第三段階」
今度は細胞の働きが良くなることで体の解毒作用が機能し、老廃物や疲労物質の分解・排泄機能の活性化が促進されます。
症状として、吹き出物・発疹・肌荒れ・目やに・尿の色の変化など。
あまり経験のない方も多いですが、自律神経や体質の変化は体表面に表れる時期がありますので、気づかれない方もいます。
「第四段階」
ここまで体が良くなると、滞っていた血流が改善され、体内に溜まっていた悪い物質が一時的に全身に流れます。
血流が良くなることで、新陳代謝が促進され、体の機能が正常に戻ってきます。
この時期を乗り越えることで体は良い状態に戻ってきます。
ただ、、、あまりに数日以上も不調が続く場合には、他の問題を考える必要があります。
我慢せずすぐ相談された方が良いでしょう。
整体を受けた後の気だるさ
ちなみに、おの整体院で施術を受けた後に“気だるさ”を感じる方もいらっしゃいます。
前述した通り、体の中で変化が起きることによって出る症状ですので、そこまで強烈に感じることはありませんのでご安心ください。
おの整体院では骨格や関節の油切れ状態からスムーズな動きを取り戻していきますので、急な体の変化に身体がビックリしている可能性があります。
筋肉は骨についており、骨格が歪んでいると筋肉の動きに左右差が生まれてしまいます。
その為、骨格や関節のゆがみが残っていれば、いくら筋肉をほぐしても一時的に緩むだけですぐにまた凝り固まってしまいます。
症状の出ない身体を作るうえで、骨格のバランスが大事です。
そのため筋肉をほぐした後の気だるさとは違った、「少し体がだるい感じ」を感じる方もいます。
症状が出た時の対策として
①水をたくさん摂る
水を摂ることで体内の老廃物を出していきましょう。
白湯やぬるま湯だと、体にかかる負担も減るのでお勧めです。
カフェインは利尿作用や肝臓への負担もあって控えた方が良いです。
水は一度に飲む量は200mlぐらいで十分。
小まめに摂ることで深く浸透していきますので、オススメですね。
②湯船につかる
湯船につかることで汗をかき代謝を上げましょう。
また精神的にもリラックスできるため、深呼吸をすることで自律神経も整い、回復が早くなります。
ポイントは短い時間で少し熱めです。
長湯や低めの温度で入っていると、症状に関連する炎症部位に深く熱が入り込んでいきます。
深呼吸や自律神経を考えれば、湯上りに湯冷めしない状態で意識して行うのがオススメですね。
③体を休める
発熱、だるさががある時は無理せずゆっくりしてください。
体の不調を治す「自然治癒力」には、寝る力が関係します。
就寝環境や寝るタイミングも重要ですが、そもそも休みたがっている体(スリープ状態)を休ませるのは基本です。
そう簡単に眠れないかもしれませんが、まず寝ることを自宅での重要項目として優先していきましょう。
④適度に体を動かす
ウォーキングや軽いストレッチなどの簡単な運動で大丈夫です。
少しでも動かすことで体の循環を促し、老廃物を出しやすい体を作れます。
体の不調を治す「自然治癒力」には、寝る力と同じくらいの歩く力が大切です。
普段から仕事や家事で動いていても、体のバランスをリセットして整えていくのに歩く習慣は欠かせません。
好転反応が出ている状態ではつらいとは思いますが、できる範囲で歩いていきましょう。
整体で体はどう変化しているのか?
私たちは「病理~非生理~生理」の3段階で身体の状態を見極めていきます。
病理とは
痛み、しびれといった症状がはっきり出ているため、この状態で来院される方が8割以上です。
病院では「問題あり」と言われてしまいますし、場合によっては診断名が下されることもあります。
何より症状が明確な時期で、週1~2回で集中して通院する必要があります。
非生理とは
症状が無ければ健康ですか?
と聞かれれば100%でYESとは言えないと思います。
非生理期は痛み、しびれといった症状がたまに出て、すぐ疲れたり、「何となく調子悪い」時期です。天気、心身のストレスなどで症状がでる不安定期。
症状が小康状態と言っても過言ではありません。
病院では「骨に異常がない」「湿布や痛み止めで様子をみましょう」と言われることが多いです。自覚症状がないことも多く、一見すると健康そうでも実は体のゆがみが根強い方もいます。
通院間隔は週1回ぐらいが目安になり、自宅療養(リハビリ)のやり方が大切です。
病理期と生理期に比べて、非生理期は範囲が広いのが特徴です。
生理とは
症状の明確な病理期、体のゆがんでいる非生理期と比べて健康的と言えるのが生理期です。
おの整体院ではこの生理期を目指して施術を行っています。
もちろん長距離移動や長時間同じ姿勢、ハードな運動や寝不足といった極端に負担があれば、疲労性の症状が出ます。
でもそれは一時的なもので、筋肉痛のように1日~数日で消失します。
生理期は非常に良い状態と言える時期で、
1~3ヶ月に1度のメンテナンスとして通院すると良い状態が維持されやすくオススメですね。
当院の施術を受けることで
- 油切れ・さび付いてる関節の動きを回復させる。
- 固まってる筋肉や体のバランスが整ってくる。
- 筋肉の緊張が少なくなり、良い姿勢が出来るようになる。
- 血のめぐりが良くなり、体の中で痛みを引き起こしてる
- 老廃物が排出されやすくなります。
(油切れについてはこちらの記事『関節がポキポキなる理由とは?』を参考にされてください。)
痛みがある時は炎症が強く出ている状態ですので、身体のゆがみを整えることで炎症が出ずらい体になり、痛みは取れていきます。
ただ、痛みがなくなったからと言って、ゆがみがなくなったわけではありません。
次はゆがみが出ないよう生活習慣を良くしていく必要がありますので、根本を改善することで不調の出ない身体を目指しましょう。
まとめ
今まで沢山の悩みや不安があったと思います。相談できる方がいないと余計不安になってしまいますよね。
ですが、今回の内容を見て不安がなくなる方が少しでもいらっしゃれば嬉しいです。
整体で施術を受けた後に調子が悪くなる方も一定数いるのが事実ですが、それが単純に悪くなっている効果なのか、良くなっていく為の反応なのか。それは丁寧に体をみて判断する必要があります。
あまりにも強い効果、反応が出ているようでしたら、まずは応急対応での4つをしていきましょう。
①水をたくさん摂る
②湯船につかる
③体を休める
④適度に体を動かす
おの整体院に通院中の方はLINEやお電話でやり取りし、お伝えしたリハビリや応急手当をご励行いただければ早期回復をしていきますのでご安心くださいね。
他にもお困り事があれば、LINEでもお問い合わせできますので、お気軽にご連絡くださいませ。
最後までお読みいただき、有り難うございました。
小田原市鴨宮、おの整体院かものみや分院
コラム執筆・監修者
竪山 輝晃(たてやま てるあき)
経歴:
・横浜市内の接骨院、スポーツクラブに勤務
・小田原市内の整骨院5年勤務
・全国規模の機能訓練型リハビリ施設7年勤務
・2021年4月よりおの整体院に従事
高校卒業後、柔道整復師専門学校へ通いながら接骨院にて勉強をしスポーツクラブやカイロプラクティック、機能訓練型介護施設等にて経験を積む。
本当の意味で患者様を良くできる治療家になりたいと思いおの整体院 かものみや分院の門をたたきました。。