こんにちは!小田原市鴨宮、おの整体院かものみや分院です。
突然ですが
- 施術した後は楽なのに翌日には元通り…。
- マッサージを受けても家に帰るとまたカッチカチ…。
こういった経験はありませんか?
施術して楽になった体の状態、誰だって維持したいものですよね。
体は長年使ってきた疲労、ゆがみといった問題が症状を作っていますので、その場の変化を出せても良い状態を安定するのはカンタンではありません。
ギックリ腰や寝違えのような急性症状と違い、慢性的な症状の場合は生活習慣が理由で発生していることがほとんどだからです。
勉学でも同じことが言えます。塾で勉強している時は理解できていたけど家で何もせずただ好きなことだけをしていたら次に塾へ行った時には前に解けていた問題はおそらく解けないでしょう。
なんでも復習や継続が大事なのですが、継続が一番難しいですよね・・・。
目次
今回は整った体の状態を持続させる3つのポイントを説明していきます。
これは実際に来院される方々へお伝えしているものですので、ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。
正しい歩き方を身に付ける
当たり前ですが、人間は「二足歩行の動物」です。
どこかへ移動するにも「歩く」ことをしますよね。
それぐらい、毎日当たり前のようにしていることが、間違った使い方だったらどうでしょう?
整体で身体を整えても、また悪い状態に戻っていくのが想像できますね。
逆に、正しい歩き方ができると良い状態がキープできますし、ゆがんだ身体を整える効果もあります。びっくりですね!
この後お伝えするポイントを意識してぜひ歩いてみてください。
つま先をまっすぐ
- 正しい歩き方なんてわからない。
- ただ歩くだけじゃダメなの?
そう思ってる方がほとんどだと思います。
そんな方にも簡単に意識できることが「つま先の向き」です。
一旦歩きながら自分のつま先がどこを向いてるか確認してみて下さい。。。。どうでしたか?
男性はつま先が外に向くガニ股歩き。女性はつま先が内側を向く歩き方が傾向として多いです。
あくまで傾向なので全員がそういうわけではありませんが、つま先の向き一つで身体が悪い方へと進んでしまいます。
そうなると、整体で身体を整えても、また身体がゆがんで筋肉や骨へ掛かる負担が解消されず、腰痛や肩こりなどつらい症状の出る体に戻ってしまいます。
歩き方にも人それぞれ癖がありますが、まずはつま先から見ていきましょう!
ドスドス歩かない
歩く時にドスンドスンと足音をたてる方。
これは身体をゆがめる要因の一つです。
かかとを強く着くことで【足首→膝→股関節→骨盤】といった順番で衝撃が伝わります。
足裏のクッションで緩衝し切れない、強すぎる衝撃は関節のゆがみを引き起こしたり、場合によっては炎症を引き起こす可能性があります。
骨盤は身体の真ん中にあり、上半身を支える土台です。
股関節や骨盤にゆがみが起きると全身に影響を出します。
もしあなたが、ご家族に
- 「足音ですぐ分かる」
- 「足音がうるさいよ!」
と指摘されるようでしたら、要注意です。
足音が大きい方は、薄い氷の上を歩くイメージで、優しく足を着くようにしましょう。
そうすることで、整体で整えた体を維持しやすくなります。
痛いときにはアイシング
アイシングとは氷や水を用いて局所的に冷却をすることです。
野球選手が投球後に冷やしているシーンは思い浮かぶでしょうか?
アイシングは炎症や内出血、浮腫を抑えて組織の回復を早めることが目的として行われます。
スポーツ現場では応急処置(RICE)として行われる
- R(Rest:安静)
- I(Ice:冷却)
- C(Compression:圧迫)
- E(Erevation:挙上)
の内の一つです。
この中でも、おの整体院ではほとんどの方々にアイシングをするように伝えています。
なぜアイシングをするのか?
痛みがあるところには炎症が起きています。
病院や整形でもらう湿布には消炎鎮痛剤が塗布されていますが、この目的は患部の炎症を取り除くためです。
炎症は字のごとく熱を持っていて、この熱が取れないことには痛みは治まりません。
また、動かした後に痛みが無くても冷やした方が良いでしょう。
沢山動かしたところは運動熱を帯び、ゆがみの強い関節では熱の自然消失ができずに、後で炎症が発生して痛みを引き起こしてしまうからです。
プロ野球選手が肩をアイシングでぐるぐる巻きにしていますが、痛みがあるからやってる人もいますが、沢山使った肩に熱を溜めない為に予防ケアとしてやっている方がほとんどです。
アイシングの注意点
ただ闇雲に冷やせばいいというわけではありません。
ポイントを以下に書いていきますね。
- 時間は15分前後
- 運動後やお風呂上りの血液循環が良いタイミング
- 凍傷を防ぐためにも必ず「水」も含めて行う
- 全身が冷えてしまわないように注意する
慢性的な痛み、変形性の症状、頭痛やしびれにも有効な対処法になりますので是非お試しください。
- 「私の場合は冷やして大丈夫?」
- 「血流が悪くなるから心配…。」
こういったことでご不安でしたらお気軽にご相談くださいね。
食事にも気をつける
身体は食べ物で作られています。
ですので、良い状態をキープできない方はおそらく食事、食習慣が疎かになってる可能性が高いです。
まずは「タンパク質」
身体を作る源ですね。
髪の毛、爪、皮膚、免疫機能に必要な材料として使われます。
車で例えると、車体が新品でもエンジン・オイル・バッテリーなどがボロボロだとすぐ動かなくなってしまうのが想像できますね。
それと一緒でいくら体を整えても、中身がボロボロだとすぐ体に不調が出てしまいます。
特に、添加物は身体にとって良くありません。たまに食べると美味しいのですが、、コンビニ食ばかり食べていると体の中がどうなってしまうか想像つきますね。
とはいえ、添加物を一切取らないなんて無理です。
調味料にも含まれてるので、入ってないものを使うとなると食費が大変ですね。
ポイントは「どれくらいとるか?」です。
摂りすぎるから体に悪影響なわけで合って、少しであれば許容範囲です。
この食材だけ添加物ないものを使ってみようかな?これでいいんです。
食べ物に少しでも意識が向き始めるころには、身体もいい方向に向かっていきます。
整体の効果を持続する3つのポイント
整体の効果を持続するポイントは以下の3つです。
- 正しい歩き方を身に付ける
- 痛いときにはアイシング
- 食事にも気をつける
他にも気をつける点はあります。
- 机やいすの高さによっては体を丸くして何時間も同じ姿勢をとってしまうデスクワークの方。
- 園児や患者様を不良姿勢で抱っこする保育士さんや介護士さん。
- 狭い空間の中で背骨を丸めて作業をするような機械・車整備士さん。
これらには仕事としてやらざるを得ないシチュエーションも存在はしますが、少しでも楽を維持するためには姿勢意識、動作意識をすることが凄く大切です。
とはいえ、自分で自分の姿勢や癖に気づくのって難しいですよね…。
おの整体院では1人1人の身体の状態、仕事の姿勢習慣などをお聞きした上で、座り方や立ち方、階段の昇り方、荷物の持ち方、そして歩き方など。
細かい部分にも軽視せずお伝えさせてもらっています。
何度も繰り返す症状でお困りでしたら、ご相談くださいね。
最後までお読みいただき、有り難うございました。
小田原市鴨宮、おの整体院かものみや分院
コラム執筆・監修者
竪山 輝晃(たてやま てるあき)
経歴:
・横浜市内の接骨院、スポーツクラブに勤務
・小田原市内の整骨院5年勤務
・全国規模の機能訓練型リハビリ施設7年勤務
・2021年4月よりおの整体院に従事
高校卒業後、柔道整復師専門学校へ通いながら接骨院にて勉強をしスポーツクラブやカイロプラクティック、機能訓練型介護施設等にて経験を積む。
本当の意味で患者様を良くできる治療家になりたいと思いおの整体院 かものみや分院の門をたたきました。。