こんにちは!小田原市鴨宮、おの整体院です。
突然ですが、初めていく整体院に電話するのは緊張しませんか?
私は病院や歯科院に初めて行くときはドキドキして電話しています。最初に電話する前にはよくHPを見たり、Google口コミを見たりするのは私も同じです。
ただあまりに調べすぎてしまうと、緊張感が増したり、逆に警戒してしまい、初対面から変な事前情報ばかり抱えていることもよくあります。
まず言えることは、こういった疑心暗鬼な状態ではお互いに良いゴール(元の元気な生活)を目指すための話し合い(カウンセリングの場)ができません。
目次
今回はそんな初回のお問い合わせで緊張しやすい方、つい疑ってしまう私のような方向けにブログを書きますね。ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。
お体の施術は二人三脚で
多くの整骨院では
- ①温める
- ②電気療法
- ③マッサージ
- ④ストレッチ
といった施術の流れを行います。
私が過去に修行していた整骨院では1日50~100人の患者さんが来るため、どうしても③~④の先生が関わるところは短い時間で改善を目指していました。
そういった一般的な整骨院のやり方がある一方で、
おの整骨院では1日10人前後に制限することで
- ①施術
- ②リハビリ指導
- ③ウォーターマットやアイシング
という流れで、1人1人を丁寧にみるようにしています。
施術を受ける側の気持ち
1日50人100人もの人数をこなすスタイルの整骨院は減ってきました。その一方で、病院や整形外科では保険の仕組み上、どうしても人数をこなす形は変えられないと思います。
私は家族が通う病院に付き添った経験もあり、施術を受ける側の気持ちもよく分かります。
症状が出た根本的な話は「歳だから」「固いから」「太っているから」といったぐうの音も出ない言葉と、様子を見るための処方箋でした。
これは病院が悪いとかではなく、医師が行うことと、私たち施術家ができることは別であり、私たちの本分は「手技療法」と「生活習慣の改善」だと思っています。
なぜ機能トレーニングを行うのか
指圧や按摩といった体系的に決まっている手技と違い、骨盤矯正や筋膜リリースといった施術方法はかなり細分化されています。
当院で行っている「レオロテクニック」という施術もその一端に過ぎません。
手技療法というのはどこか不思議な印象があります。
手が触れるだけでビリビリしたり、痛かった症状がわずかな刺激ですっかり良くなることもあります。私もそんな高い技術の施術家を目指して修行に励んできました。
そんな20代前半、尊敬する師匠に「患者さんとの二人三脚がスタートライン」だと教えを受けました。
技術や知識を沢山持っていても、なかなか改善しなかった理由は「施術家よがりで、患者さんを見ていないかった」からです。
患者さんが毎週来院して1時間施術しても、1週間では1/168しか関われていません。残りの167時間はどんな過ごし方をしているのか?
この時間をおろそかにしてしまうと、そもそもお体の改善は難しいです。
痛がっている腰だけじゃなく、来院したその1じかんだけじゃなく。院を出て過ごす残り167時間も含めた施術プログラムこそが、本当の施術家に必要だと思いました。
本来の機能トレーニングはここまで考えた上で行われるプログラムなのです。
おの整体院がなぜ機能トレーニングを行うのか?
当院で行う機能トレーニングは3つあります。
- マイナス要因の排除
- 重力に負けない体づくり
- 体に良いものを食べる
もちろん症状を治したいという緊急な問題も大切です。
そこだけじゃなく、おの整体院ではどんな生活をしていて、どんな過ごし方で痛いのか。その患者さんの生活や人柄、全体像をひっくるめて身体を整えていきたいから生活習慣の指導をしています。
体にいいことだからといって、相手の理解度を超えて指導すると負担ばかり多くなるので、1歩ずつ無理のない範囲でお伝えしていきますね。
絶対ムリなことはムリと言ってくださいね
頑張り屋さんな方ほど無理しないでください
「痛いのは歳だから」
→若返ろう!
「体重を減らさなきゃ」
→今日から断食だ!
と極端な例を出しましたが、こんな強引なことは逆に体にとって負担が大きすぎますよね。
私たちの施術は姿勢、歩き方やスクリーニング検査で過去のケガやスポーツ歴がどのように体をつくってきたのかを見極めます。
今まで沢山の方を施術してきましたが、体のバランスやゆがみをチェックすると、多くの方が今までの人生を本当に頑張ってこられたんだなと感じます。頭が下がる思いです。
とは言え、機能トレーニングの大切さを述べましたが、多くの方が体操やストレッチを頑張りすぎてしまいます。初回から改善計画を伝えますが、あまりに最初から飛ばし過ぎると途中でバテてしまいます・・・。
腰痛も関節痛も悪くなるには順序があり、機能トレーニングは中長期的に続けられるぐらいの”ちょっと頑張る”ぐらいがちょうど良いと私は考えます。
体が動きやすくなれば筋肉量も増えて若返りますし、代謝が上がれば体重もしっかり落ちてきます。猛ダッシュでガス欠しないように、1つ1つ丁寧に取り組んでいきましょう。
対応したくても限界はあります
「1~2回で治してください!」
「患者さんの声が多いんだから絶対治りますよね?」
というお言葉をいただくことがありますが、正直なところ100%ご希望に添えないことがあります。
世の中には神の手と称される治療家もいらっしゃいますが、私たちは1人1人の身体を丁寧にみて、しっかり改善する道筋を一緒に進める方法しかしりません。
当院では定期的に初回お試しキャンペーンを実施していますが、お試しキャンペーンをする理由は
『患者さんを知る』
『私たちを知ってもらう』
ために行っています。
たとえギックリ腰だったとしても、1~2回で治るものは稀です。
よほど普段から歩いたり、良い姿勢意識や運動習慣がある方じゃないと難しいです。そのため、すぐに改善しないものを、「すぐ良くなります!」なんて嘘はつけません。
私たちは施術する立場として、人として症状で苦しむ患者さんが一日でも早く楽になれるよう全力を尽くします。これはスタッフ全員が同じ思いです。
そのために定期的な症状検討会や前日のカルテチェック、再スクリーニングといった患者さんのことを考える時間を作っています。
機能トレーニングは患者さんだけじゃ続けるのが大変だし、私たちだけじゃ独りよがりな関係性で体は回復しません。二人三脚で一緒に改善を目指すにも、歩幅やスピードを合わせていきましょうね。
実は私たちも緊張しています
理念や想いをもって療術業という仕事をしていますが、実は私も含めて多くのスタッフが初対面でガンガン喋れるほど強いメンタルではありません。
「施術家として、お力になれることがあれば」という思いが根底にあるから、しっかり話を聞いて目を見て説明できるのです。
キャリア20年近くの先生でも緊張しますし、内心は緊張で心臓がバックバクです(笑
しかし、私たちはそのことを恥ずかしいことだとは思っていません。
毎日10人前後しか施術できない営業方針を取っているのは、1人1人の患者さんを丁寧に見たいからです。私が施術を受ける立場なら「こんな整骨院で治療を受けたいな」と思う院を実現したくて開業しました。
1人1人の患者さんを丁寧に見るということは、年齢や立場の上下関係ではなく、人と人との関係性で向き合うことを大切にしています。
学生に対して横柄な伝え方はしませんし、年配だからといって適当にあしらうことは絶対にしません。
逆に私たちがへりくだったり、ゴマすり対応をするのも変だと思っています。
双子だろうと、夫婦だろうと全く同じ人は一人もいません。
だからいつまでも慣れず、緊張してしまうことが大切だと思っています。
とは言え、貴方様には余計な緊張はしてほしくありません。
このブログは緊張しやすい方に向けて書きましたが、事前に院内やスタッフ動画などで雰囲気を知っておくと、少し緊張も和らぐかなと思います。ぜひスタッフ紹介ページもご覧くださいね。
おの整体院では毎月多くの患者さんが来られます。
私たちは理念としている「人生のかかりつけ医として、活気ある幸せな社会」を目指し、1人1人の方と真っ直ぐ向き合っていきます。
貴方様が何かお体でお困りでしたら、お気軽にLINEや電話でご相談くださいね。おの整骨院スタッフ一同、お力になれるよう尽力致します。
最後までお読みいただき、有り難うございました。
おの整体院かものみや分院
コラム執筆・監修者
竪山 輝晃(たてやま てるあき)
経歴:
・横浜市内の接骨院、スポーツクラブに勤務
・小田原市内の整骨院5年勤務
・全国規模の機能訓練型リハビリ施設7年勤務
・2021年4月よりおの整体院に従事
高校卒業後、柔道整復師専門学校へ通いながら接骨院にて勉強をしスポーツクラブやカイロプラクティック、機能訓練型介護施設等にて経験を積む。
本当の意味で患者様を良くできる治療家になりたいと思いおの整体院 かものみや分院の門をたたきました。。