こんにちは。
小田原市の「おの整体院」です。
別名「スマホ首」とも呼ばれる「ストレートネック」は、若い世代だけでなく、中年の世代にも多く見られる症状です。
目次
本記事では、ストレートネックの特徴から原因や対処法までを現役の整体師が解説していきます。
ストレートネックになると何が悪いの？
首は本来、自然な湾曲を描いていなければなりません。
しかし、スマホやPCの画面を覗きこむような姿勢で見続けてしまうと、首の骨である頸椎が真っ直ぐな状態になってしまいます。
この状態をストレートネック（スマホ首）と呼びます。
頭の重さは、体重の10%前後（5〜7kg）と言われており、2Lペットボトルの3本分と言われています。この重さの頭を支えるために、本来の首はクッションのように湾曲になっています。
しかし、真っ直ぐな状態になってしまうと、頭の重さがダイレクトに肩や腰に伝わってしまいます。そのため、肩や腰に負担がかかり、さまざまな症状を引き起こす恐れが考えられます。
ストレートネックが原因で考えられる症状
ストレートネックは、頭の重さが肩や腰にダイレクトに伝わってしまうため大きな負担をかけてしまう原因になります。
そのため、肩こり・腰痛などを引き起こしやすくなります。
また、ストレートネックによって首の頸椎を圧迫・損傷してしまう危険性があります。もし、そうなってしまうと手や指にしびれを感じてしまう恐れがあります。
ストレートネックにまつわる主な症状
- 肩こり
- 首の凝り、張り
- 頭痛
- 耳鳴り、めまい
- 眼精疲労など
現役の整体師が解説するストレートネックの原因
頭頚部の症状の原因は、さまざまケースが考えられます。
ストレートネックは、2〜3ヶ月で首の骨が急にストレートに変形するものではなく、長い期間をかけて徐々に変形していくと考えられます。
例えば、ミャンマー地方にいるカヤン族は「首長族」とも言われ、真鍮リングをつけた彼女たちも強烈なストレートネックと言えます。ではなぜ、彼女たちはストレートネックにまつわる症状で苦しんでいないのでしょうか？
ストレートネックは、首が真っ直ぐの形であることが問題なのではありません。
ストレートネックに至る過程（現代社会の過ごし方や生活習慣）にこそ症状が起きる原因があると言えます。
デスクワークで長時間座りっぱなしの状態になる
現代社会はストレートネックだけでなく、肩こりの原因となる業種が多いと考えられます。
そして、ほとんどの業種でデスクワークは存在すると思いますが、「長時間」かつ「モニターが低い位置にある」ことが重なってしまうと前屈みの姿勢になってしまいがちです。
特にノートパソコンのような低い位置のモニターがあると、顔を覗き込むように下を向くことになります。そのため、首が真っ直ぐな状態になってしまいストレートネックになる可能性があります。
また、長時間椅子に座っていると、ほとんどの場合で猫背や巻き肩といった姿勢の悪さが際立ってしまいます。
スマホの普及により覗き込む姿勢をするようになった
年齢問わず、ほとんどの方がスマホを利用するようになりました。今ではスマホが無いと不便な世の中になっているほどです。
手に持ったスマホの画面を見るために視線を下に向けてしまうと、脳の虚血や酸欠といった集中力の低下（いわゆるダラダラ見てしまう状況）になってしまいます。
一度、スマホの設定画面からスクリーンタイムを見ると、1日に数時間以上も使っているのが分かるかと思われます。
首は、体重の10%前後（2Lペットボトル３本分の重さ5〜7kg）の頭を支えるため、骨や関節に大きな負担を掛けてしまっています。
その変形していく途中で起きる”痛み・凝り・張り”の症状は、体から「助けて！」というサインかもしれません。
首や肩のマッサージ、整体矯正や鍼灸も一定の効果は期待できます。しかし、根本的には頭部の位置を正しく修正して使う生活指導がストレートネックの対処には必須になってきます。
整体師が解説するストレートネックの対処法4選
ストレートネックは、普段の生活や身の回りの環境を見直すことで対処することが可能です。さまざまな症例を施術してきた整体師がおすすめの対処法を解説します。
【対処法①】首をはじめとする背骨の動きを見直す
ストレートネックになってしまった首や背骨は、ヒアルロン酸やグルコサミンといった潤滑液が不足して硬くなってしまったと考えられます。
関節液に潤滑材としての役割があり、滑らかな関節の動きをするためには欠かせません。
当整体院では、関節の滑らかな動きを取り戻すために、ローラーやリダクターといった特殊な施術器具を使用します。ローラーやリダクターによって、関節周囲の筋膜や関節内のゆがみ（潤滑不足）を整えていきます。
【対処法②】骨盤や下半身の支える力を取り戻す
上半身を支えるのは、骨盤や下半身の”支える力“です。
これは、ムッキムキな筋肉が必要なのではなく、骨盤のゆがみや下半身の脱力感にアプローチすることで支える力を取り戻させる目的があります。
小田原市のおの整体院では、関節が持つ支え力（支持力）を取り戻していきます。
【対処法③】枕の高さとデスク環境を快適にする
高さのある枕や低反発の枕には、良い面と悪い面がありますので人それぞれに合ったものを選ぶことが良いでしょう。
「モニターは目線の高さが良い」とされるように、基本はやや低い枕で高反発系素材の方が体には良いとされています。
当整体院では、一緒に話し合いしながら最適な生活習慣の見直しを提案しております。また、モニターの位置は低過ぎないように、自分の目線に合った高さにしましょう。
【対処法④】運動のトレーニングで関節を強くする
ストレートネックには、ストレッチや筋トレは不要です。
骨のゆがみや深部筋の弱体化に対して、アウターマッスル（表層筋）にアプローチするストレッチや筋トレでは時間が非常にかかってしまいます。
頸椎の運動療法は強くやれば良いというわけではありません。
正しいやり方や負荷量で首や背骨をはじめとする体全体のゆがみを整えていくことが大切です。
本記事を解説した小田原市の「おの整体院」の強み
小田原市の「おの整体院」は、ストレートネックの施術にも対応しております。
ストレートネックを緩和させるためには、施術して終わりではなく、生活習慣を見直していくことが大切です。
当整体院では、就寝環境やデスク環境などをどのように見直せば良いのか？を一緒に話し合い最適な答えを導き出していきます。
国家資格級のノウハウを持ったスタッフが多数在籍
小田原市の当整体院には、「柔道整復師」の国家資格を保有したスタッフが在籍しております。
さらに、柔道整復師の資格保有者がそれぞれのスタッフに教育や試験講習を行います。
こうすることで、スタッフ1人ひとりが高い技術力を持って施術を行うことができる体制をつくっております。どのような症例でも対応できることが、当整体院の強みとなっております。
最大60分の自費施術で完全オーダーメイドの対応が可能
小田原市の「おの整体院」は、1人ひとりと向き合う方針になっています。
そして、体の状態としっかり向き合いたいと考えています。
そのため、1人あたりの施術時間は30〜60分となっており、自費施術を提供しています。
もし、保険適用の施術にしてしまうと、施術可能な範囲が決まってしまい、施術にかける時間が短くなってしまいます。そうなってしまうと、体に合わせた施術を提供することが難しくなります。
さらに、当整体院では、つらさと向き合いながら一緒に解消できるよう、アフターフォローも充実させております。
日常生活で行ってほしいことなどをアドバイスし、万全のサポートができる体制となっています。
筋膜へのアプローチに特化した施術道具を使用
当整体院は、施術で金属のローラーやリダクターを使用します。
ローラーは、硬くなってしまった筋膜の凝りを和らげる効果を期待できます。
一方、リダクターは、背骨を挟むようになぞり、体全体をまっすぐな状態にする目的があります。
これらを使用することによって、ポキポキさせて痛みがある施術ではなく、筋肉の繊維をほぐすことが期待できます。
当整体院は、どなたでも安心・安全にご利用いただける”気持ちが良い”整体をご体感いただけます。
ストレートネックでお悩みの方はおの整骨院にご相談ください
ストレートネックは、肩や腰に負担をかけてしまい、さらに首の頸椎を圧迫・損傷し、手や指にしびれを発生させる恐れもあります。
スマホを見過ぎてしまう方やデスクワークで座りっぱなしの姿勢が長時間続く方は特に注意が必要です。また、ストレートネックは肩こりを引き起こしやすいため、肩こりにお悩みの方はストレートネックの可能性が高いです。
小田原市の当整体院は、柔道整復師の国家資格を保有したスタッフが在籍しており、高い技術力を持ったスタッフがさまざまな症状に対応いたします。
また、実績も豊富にありますので、安心して施術を受けていただくことができます。
1人ひとりの症状としっかりと向き合いながら、健康的な生活をサポートいたします。
ストレートネックでお悩みの方は、当整体院へお気軽にご相談ください。
小田原市鴨宮 おの整体院
コラム執筆・監修者
竪山 輝晃（たてやま てるあき）
経歴:
・横浜市内の接骨院、スポーツクラブに勤務
・小田原市内の整骨院5年勤務
・全国規模の機能訓練型リハビリ施設7年勤務
・2021年4月よりおの整体院に従事
高校卒業後、柔道整復師専門学校へ通いながら接骨院にて勉強をしスポーツクラブやカイロプラクティック、機能訓練型介護施設等にて経験を積む。
本当の意味で患者様を良くできる治療家になりたいと思いおの整体院 かものみや分院の門をたたきました。。
