股関節の痛みで悩んでいませんか？

今回は歩いたり、階段の上り下りで股関節の痛みがひどく、悩んでいたK.Sさんが改善していき、以前のように歩くことができるようになった！というお客様の声（実例）をもとに振り返ります。

※お客様のプライベートな情報に十分配慮し、お悩みの体にどのようなアプローチをしていき、元気な身体を取り戻していったかを解説します。

小田原市の、おの整体院では股関節で悩んでいる方が毎月、たくさん来られます。

症状や悩みは十人十色ですが、この記事を読むことによって股関節痛による不安や悩みが少しでも軽くなることを心から祈っております。

股関節痛は安静にした方がいいですか？

実は股関節が痛いときでも、出来るだけ動かしたほうがいいです。

• 安静にした方がいいんじゃないの？
• 歩くとびっ子引くけどいいの？
• 動かすと痛いのに…。

といった声が聞こえてきそうですね。
K.Sさんも動かさないようにしていたと仰っていました。

もちろん動かすには限度がありますが、寝たきりで寝返りも出来ないほどの重度じゃない限りは可能な範囲で動かした方がいいです。
そのため手術よりも、安静よりも知っておいていただきたい改善方法があります。

今回K.Sさんに行った施術とともに改善してきた過程をお伝えしていきます。

K.Sさんは過去に病院で「変形性股関節症」と診断を受けていて、痛み止めの薬などを使いつつ、手術する段階になるまで経過観察という方向で話が進んでいたそうです。

ただ、仕事や家事をしなくてはいけない事があるので、何とか痛みだけでも取りたいとおの整体院へ来院されました。

股関節の痛み、変形に関わる２つの原因

股関節が変形してしまう原因は色々ありますが、今回は特に体のゆがみと炎症が大きく関係しています。

体のゆがみ

クセのある立ち方や座り方をしていると、体の左右差や前後差といった偏ってしまいます。初回の検査ではこの体（股関節・骨盤・背骨など）のゆがみを見ていきます。

おの整体院ではこの“ゆがみ”を“関節の噛み合わせが悪くなる、スムーズに動かなくなる”と考え、滑らかさの失われた股関節内で骨同士の摩擦が強くなり、違和感や引っかかり感が常態化していきます。

炎症

関節内の摩擦によって慢性的な股関節痛や違和感があると、やがて慢性的な熱が蓄積して炎症に発展していきます。

湿布や痛み止めの薬が消炎鎮痛剤であるように、炎症は痛みに直結する大問題です。
繰り返し使い続けることで炎症が骨の変形を進めていくので、まずは炎症を抑えつつ体のゆがみを整えていくことが必要になります。

炎症が股関節痛に大きく関与することは理学療法科学においても広く認められる事実です。

変性疾患は関節軟骨の摩耗が先行し、炎症性変化を伴うもので、ここでも炎症が痛みに大きく関与する。 引用：股関節の痛みと機能障害

上記のことをお伝えしたところ、K.Sさんには「そうだったんですね。」と納得して頂き、一緒に頑張っていきました。

小田原で股関節痛改善プログラム

小田原市、おの整体院で行う股関節痛の整体は１人１人違いますが、今回K.Sさんに行ったことは

• アイシング
• 骨盤のゆがみを整える
• 股関節の滑らかな動きを取り戻す

上記３点をお体の回復具合、生活スタイルに合わせて徐々に行っていきました。

「股関節が痛いのに冷やすの？なんで骨盤？」と疑問に思う方も多いのですが、体は指先1つとっても関節が単独に動くことはありません。
そのため早期改善するためには、体の複雑な構造に隠された連動して動かなくなっているところを整える必要があります。

アイシング

まずは痛みのある股関節を氷のうで冷やすことに重点を置きました。

K.Sさんは「冷やして大丈夫ですか？」と不安に感じておりましたが、関節痛と炎症が密接に関わることをご理解いただけたので、勇気をもってアイシングしていただきました。

痛みのある所は炎症が起きているので、今回のアイシングをすることで炎症を引かせることにつながります。

骨盤のゆがみを整える

次に骨盤のゆがみを整えます。

股関節は骨盤(寛骨)と足の骨(大腿骨)で成り立っています。そのため骨盤がゆがんでいると股関節の動きに悪い影響を与えてしまい、太ももや膝なども痛くなってしまう方が多いです。

当院で行う「レオロテクニーク施術」はエビデンス取得した手技療法で、関節へのアプローチでゆがみ（滑らかさ）を整えています。

レオロテクニーク施術は引っ張ったり、ボキボキしない優しい整体で、骨盤の動きが徐々に整っていくのを実感できます。

股関節の滑らかな動きを取り戻す

患部の炎症を引かせつつ、骨盤の状態を良くしながら、股関節への整体を行います。
レオロテクニーク施術による股関節の優しい整体もしつつ、動き作るためのローラー整体も行なっていきます。

骨盤整体と同じく、股関節に優しい圧をかけながら関節の滑らかな動きを出すので、動かしやすさも感じる方います。
ローラーは筋肉などの硬い組織にかけて動きやすい状態を作りました。

他にも様々な施術を行いましたが、K.Sさんが頑張って通ってくれたこともあり、歩くのが大変で辛かった日々から、行きたかったお寺まで一人で歩いていけるようになりました。

一緒に頑張っていただき、嬉しかったです。

手術する股関節痛の方は増えています

2024年現在、人工股関節の手術は年間約70,000件も行われていると言われています。
これは10年前の1.3倍にのぼる数です。
(一般社団法人 日本人工関節学会より)

あまりにも重度の変形性股関節症であれば手術も一つの選択肢ですし、手術して良かったという方もいらっしゃいます。

ただ一つ、気掛かりなのが「なぜ変形したのか？」ということです。

骨の変形は朝起きて急になるものではなく、シワのように老化現象で誰でもなるものではありません。

• 股関節の間違った使い方
• 過去のケガやスポーツ歴
• 足組みや姿勢の悪さ
• 仕事内容など。

こういった様々な生活習慣の蓄積で起きる変形性股関節症に対して手術をしても、また痛みが出てしまう可能性もあります。
事実、人工関節になった股関節が痛くて通院されている患者様も当院にはいらっしゃいます。

手術をするしないに関わらず、正しい体の使い方や悪いクセを減らしていくことが今後皆さんが健康に過ごしていく上で必要なことかなと思います。

安静で治らない股関節痛は、おの整体院へ

• 整体院か、整骨院どちらに行けばいいか分からない。
• 整形外科に行っても痛み止めの薬だけで困っている。
• 股関節の手術はしたくない。

こんなK.Sさんのように悩んでおられる方は、小田原のおの整体院にお問い合わせください。
初回はカウンセリングに力を入れ、貴方様に合ったお体の状態を分かりやすく説明いたします。

以前のように歩ける、出掛けられる。

そんな笑顔と活気ある毎日を取り戻していけるよう、一緒に頑張りましょう！

最後までお読みいただきありがとうございました。

小田原市鴨宮　おの整体院かものみや分院

コラム執筆・監修者

横山 健太（よこやま けんた）

経歴:

大学卒業後、激戦区横浜のサロンで活躍。
地元長野に戻ってからも毎日多くの方の施術を行ってきました。
つらい症状で悩んでいる方、困っている人の力になりたいと思い、長野から神奈川に引っ越してきました。

より多くの方の悩みや不安に寄り添えるよう、日々努力を重ねて参ります。