膝の痛みで悩んでいませんか?
今回は、立ったり座ったりする時の膝の痛みで悩んでいたY.Hさんです。
膝の痛みが改善し、痛みなく立ち座りができるようになったお客様の声(実例)をもとに振り返ります。
※お客様のプライベートな情報に十分配慮し、お悩みの体にどのようなアプローチをしていき、元気な身体を取り戻していったかを解説します。
目次
小田原市の、おの整体院では膝の痛みで悩んでいる方が、毎月たくさん来られます。
症状や悩みは人それぞれ違いますが、この記事を読むことによって膝の痛みによる不安や悩みが少しでも軽くなることを心から祈っております。
膝が痛いのは歳だから?
実は「歳だからしょうがない」なんてことはありません。
Y.Hさんは病院で「歳だから」と言われてしまいましたが、多くの方が加齢からくる膝の痛みと言われてしまい、諦めるしかない状況に陥ります。
もちろん年齢と共に体は衰えますが、歳だから膝が痛くなると言うのであれば50代以降の方が全て膝が痛くなるはずです。
しかし、80歳でも膝の痛みなく元気に過ごせている方、逆に若くても膝が痛くなる方もいますので、「歳(年齢)=痛み」理論に私たちは腑に落ちないのです。
Y.Hさんも病院で言われてしまいましたが、諦めずにおの整体院に来ていただき、行った施術やどのように改善していったのかを記事にまとめました。
体のゆがみからくる膝の痛み
初回、Y.Hさんのお体をカウンセリング・検査した際に見えてきたのは「骨盤や股関節のゆがみ」が膝の痛みに関係しているのが分かりました。
検査で分かった体の左右差、動きの固さが予想外のところにあることを実感して頂きました。
膝の痛みを改善するためには骨盤、股関節、膝関節それぞれの連動性が大切になってきます。
※連動性とは、脳の指令とは関係なく無意識に連続的に動き合う体の反応系の動きです。
元々、Y.Hさんも骨盤のゆがみが気になっていたとのことで、膝だけではなく骨盤や股関節のゆがみも改善することが大切だということに納得していただき、全身のバランスを整えていきました。
膝の痛みを改善する具体的な取り組みは以下の3つです。
- アイシング
- 膝関節の整体
- 正しい歩行
アイシング
痛みのある膝は炎症を起こしていたのでアイシング(冷やす)をやっていただきました。
冷やすことに抵抗のある方が多いかと思いますが、例えばプロ野球選手が試合後に肩をアイシングしているのを見たことありませんか?
痛かったり沢山使った後は冷やす事が当たり前なんです。Y.Hさんにも膝のアイシングを頑張ってやってもらいました。氷のうで出来ると一番いいですね。
膝関節の整体
おの整体院ではゆがみが、関節の滑らかさが失われた状態だと考えています。油の切れた自転車のようなイメージです。
関節の中には潤滑液のような役割をした、関節液(ヒアルロン酸やコラーゲンなど)があります。
テレビCMなどでサプリメントの宣伝で耳にする方も多いかと思いますが、関節液は加齢や運動不足などにより不足しがちです。
当院で行う整体手技では、関節に圧をかけながら痛みのない範囲で動きをつけていきました。
関節液が不足しがちな方は施術中に「ポキポキ」と音が鳴ったり、中には少し痛みが出る方もいます。
関節が滑らかに動いていない証拠ですが、これを繰り返し行っていくと音が鳴らなくなります。
Y.Hさんも最初は
- 「ちょっと痛い」
- 「音が鳴ってるのが分かります」
と話してらっしゃいましたが、5回目あたりから
- 「前に比べたら痛くない」
- 「膝が鳴ってないですね」
と膝の痛みや動きの変化が出ていることにびっくりしていました。これを膝だけでなく、骨盤や股関節にも状態を見ながら実施致しました。
正しい歩行
最後に歩き方です。
膝の痛みを見る上で骨盤・股関節・膝の連動性がとても重要です。
足を伸ばしたり、曲げたりする際にこれら3つのどこかで問題があるとうまく機能しません。それがびっ子を引くような歩き方に表れてしまうのです。
そのまま動かし続けると関節への負担が蓄積し耐えきれなくなって痛みが出てきます。
人間の体は間違った使い方でもなんとかなってしまうんです。すごいですよね。
ですが、“ずっと”は無理なんです。
年を重ねるにつれ「急に痛くなった」「何もしてないのに痛い」とおっしゃる方が多いですが、このような経緯や背景が膝の中では起きているかもしれません。
Y.Hさんもクセのある歩き方をしていたので、膝にとって優しい歩き方を指導させていただきました。
注射を打っても痛みが取れない膝痛
「関節液が足りないなら病院でヒアルロン酸注射を打てばいいの?」
と思われる方も多いです。
もちろん、注射を打つことで改善されている方もいるので一つの選択としてありだと思います。
ただ考えていただきたいのが、
- 注射でしか関節液は出ないものなのか?
- 歳だと増えないのか?
ということです。
実は人間は自分でヒアルロン酸(関節液)を出す機能があり、その落ち込んだ機能を回復して取り戻してあげることが根本改善につながります。
Y.Hさんは徐々にゆがみが整っていき、正しい体の使い方を身につける事が出来たので、数ヶ月経って膝を全然気にせず階段の上り下りや歩くこともできています。
小田原で膝痛を根本改善なら、おの整体院へ
- 注射をしたくない
- 注射をしたけど改善しない
- 歩き方が気になる
小田原の、おの整体院ではこういった悩みで来院されている方も沢山いらっしゃいます。
もしお困りの方が居ましたら一度私たちにご相談ください。
初回のカウンセリングでお困りごとや、当院でお力になれることをお話ししていきます。
膝の痛みを気にせずに生活出来る体を一緒に作っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
小田原市鴨宮 おの整体院かものみや分院
コラム執筆・監修者
横山 健太(よこやま けんた)
経歴:
大学卒業後、激戦区横浜のサロンで活躍。
地元長野に戻ってからも毎日多くの方の施術を行ってきました。
つらい症状で悩んでいる方、困っている人の力になりたいと思い、長野から神奈川に引っ越してきました。
より多くの方の悩みや不安に寄り添えるよう、日々努力を重ねて参ります。